真夜中に思う事

 

真夜中ですが

真夜中1時。横浜にあるスカイスパ YOKOHAMAのカプセルホテルに泊まっている。泊まる理由は特にない。この状況下なので遠出もできず、連休が気が付けば終わり、何もしないままに過ぎていく事に嫌気(限界)が差し、いつもの親友達と僅かな時間を過ごしている。

この時間になれば皆寝るので、これからが自分の時間といったところだ。iPhoneが(というよりアプリ-radiko)毎週リアルタイムで聴いているオードリーオールナイトニッポンの放送開始の通知をしていたので急いでリクライニングスペースで聴こうとしているのだが、どうやら明日の様だ。よく考えてみれば今日は金曜日の25時なので明日で間違いないのである。焦ってしまったがそういう事なので、先週聴いたはずの回をもう一度聴いている状況だ。

ラジオを聴く、というよりはこうやってブログを書く時間や読書をする時間のお供として垂れ流しているので、あまりラジオに対して集中して聴いている感覚はない。この時間に孤独に何かをするよりも、誰かの声、特に好きな人の声があるというだけで心強い。

先日のオンライン飲み会で

前段が長くなってしまったが、サウナに入っている最中に先日学生時代にアルバイトで知り合った同期達とオンライン飲み会をした事を思い出した。オンラインだろうがオフラインだろうが、特に変わりなく話ができる。仕事の話ばかりするのでお互いの恋愛観や私生活についてあまり踏み入った話がなかった4年間というのは、改めて考えてみると何だか不思議な感じがする。なので大抵は冒頭恋愛観や私生活の話をしようとするのだが、互いをあまりその部分で知らない為に、結局は現職の事について、もしくは当時のアルバイトの事について話すだけで終わる。4年間そうだったのだからそれはそれで十分な関係なのだが、何だか知らない事の方が多いのに仲が良い、信頼しあっているという関係性が成り立つのは今後無いなと思う。

上記に記載した様に近況報告よりも過去の話ばかりなのだ。近況報告(主に恋愛や結婚願望といった比較的自分には遠い未来の話の様なもの)をしようにも、この状況下なので中々に進捗が無いのが事実である。恋多き親友もいつもなら得意気に話す姿も今回に限っては見られず、淡々と得意な司会進行をしていただけだった。

何が言いたいかというと、この状況下で汎ゆる事柄について「進捗を把握」するにはどうしたら良いのかという事だ。何だか無意識の内にも行動をしていればそれなりに進捗が付いてくる「これまでの世界」よりも「今の世界」は息苦しいものに成り代わりつつあるわけで、あまりプライベートに仕事の様な強いた事はしたくないのだが、やっぱり目的を設定してそれなりにそれに向かっていくしかないのだなと感じている。7月、8月に一体自分は何をして、何ができたのか。取り急ぎ下記にブログという公の場を用いて記録していきたいと思う。

7月から8月現在にかけて起こした行動について

サウナ・スパ健康アドバイザーになった

好きすぎて表記の認定を得た。正直資格とは言えないので協会からの認定程度と思っている。

サウナ・スパ健康アドバイザーとは、公益社団法人 日本サウナ・スパ協会が実施しているサウナーの為の基礎的な知識取得を目的とした、サウナーへの入口である。(サウナーの定義というのはそもそも無いし、サウナ好きな人であれば上記のものを得なくてもサウナーであると自称して良いと思う。)

何はともあれ、サウナの身体への効果をはじめ、身体の汎ゆる部分に存在するツボに期待できる効果、サウナ入浴中の万が一に備えた応急処置方法といった、正に基礎中の基礎を改めて体系的に理解する機会となった。上位資格のサウナ・スパプロフェッショナルもあるので、ゆくゆくはこちらの認定も取得する予定だ。

あとは対象施設が若干割引が効くとのことで、僅かばかりだが月に何度も訪れるサウナーにとっては有り難い限りである。

知人にサウナについて話す時の小ネタにもなると期待して、この認定を持ってサウナを促進していけたらと考えている。

www.sauna.or.jp

 

オードリーさん、ぜひ会って欲しい人がいるんです。を視聴しはじめた

もはや目的でもなんでもないのだが、私はオードリーが好きだ。少し前に若林氏が書いた「ナナメの夕暮れ」を読んだのだが、この時からオードリーというコンビに好きであるという気持ちに加え、他のコンビに比べ物にならないくらいの親近感を覚え、大ファンの域に達している。若林氏は等身大の姿で番組に出ているし(特別大きく自身を投影している様には見えないし、時折見せる卑屈な姿が私にとってはたまらない。)、春日氏に関しては私にはない、常識を脱したギャグ(決して面白いとは言えないのだが、面白さを狙った後に生じる独特の空間創りは他のボケにはないものである。)が好きでしかたないのだ。その中でも表記の番組はオードリーと一般人が交わる不思議な空間が面白く、過去8年分の回を観ようと必死になっている。*1

勝手な親近感もあり、オードリーの二人から何か自分に足りない部分を学ぶ事ができるのではないかと思い、必死になってコミュニケーションの極意をこの番組から吸収しようとしている限りだ。

 

ここ最近の思考について

コロナ第二フェーズ(緊急事態宣言解除以降)に突入してからのコロナ禍において最も脅かす存在は紛れもなくヒトだろうと常々思わされている。確証のない情報、感染者に対する無差別に抹殺していく絵面、と書けばキリがないが冷静さやメンタルバランスに支障が出るとヒトは集団生活の中で簡単に崩れていくのだと知る。昼間に家に居ることが増え、ワイドショーなんてものを久しぶりに観ていたが、内容と予定調和的な進行についてあまりにも酷いなと思わされる事ばかりであった。改めてヒトは案外脆いという事を忘れない様にしたい。そして、この生活様式の中でどう考えてもSNSが精神衛生に対して従来以上に悪影響を及ぼしている。他人の行動や発言、本当にどうでも良いという気持ちを持って、自分自身の磨きに投資をして自己肯定感を高める事こそが、最もな生活なのかもしれない。と私は思う。他人は知らんくらいの気持ちがないとやっていけない。

と、まあこんな事を考えられるのは、9連休にもなる大型連休のおかげだ。会社が指定した有給取得日を含めて毎年盆の時期は大型連休となる。今年はどうも大型連休といっても「不要」に思えてくる。会社の先輩も「4連休が2回あったほうが良い」と駄々をこねていた。贅沢なのかもしれないが、このご時世なので自分もそう思ってしまう。 

海に行きたいと思う時について

いつも通りといえばいつも通りなのだが、大型連休を迎えるとたちまち「海に行きたい」と考え始める。状況も状況なので遠出と集団を避けるべく私自身が住む県の中でも西側にある海岸へと向かった。

電車とバスに揺られて一時間半。正直移動手段として自動車の方が早い。最近になって改めて(漸くといった表現が正しい)ペーパードライバーを脱出しようという気持ちが強まっている。

県内となるとやはり公共機関だけでは難しい。時間も縛られるし、マイペースには動けないものだ。

それは写真を撮るという事よりも日々凡ゆる事象から解放されたいという気持ちが先行している。陸地の先端に立ち、潮の満ち引きを感じながら、波の力強さや纏わり付く様な潮風の匂い。そして天候によって表情を変えていく私にとっての「海」の顔。漸く一人になり、誰にも話しかけられる事なく、やっと無心になって自分の内側と話しかける事ができる。そんな思いの中でひたすら海と自分の内側に話しかける様にして写真を撮り続けている。

近い内に、海を対象とした写真・映像群をとりまとめた作品を制作する試みだ。現状素材が不足しているので構想段階ではあるが、核となるコンセプトは決まっているのであとは心の持ち様と行動力の維持であると思う。

 

最後に

なんだかんだと久し振りに長々と文字を書いてしまった。静かな空間にラジオだけが寄り添ってくれる深夜帯の有り難さを感じる。夜行性を脱せないのはこの深夜帯の中毒性を感じているからだと思う。また今日は書いている場所も深夜帯に文字書きを促進させる様な場所だからなのかもしれない。自宅ではやっぱり集中できない性の様で、外出している時の自分が本当の自分なのだなと思う。

それに今日のサウナは格別であった。スカイスパYOKOHAMAの大浴場は横浜の夜景を眺めながら整う事ができるのだ。(そのうち一部の窓からは富士ゼロックスのビルがそびえ立つ姿を見られる、私にとっては特別な建造物だ。)

東京でサウナに入るのも都会の喧騒や日々の疲労を取ってくれるもので良いものだと思うが、横浜は神奈川県民であるが故に情が湧く。小さな頃に訪れる機会の多かった横浜をまた別の形で眺め、幼少の頃を回想する。時々そんな時間があっても良いと思える程に、スカイスパYOKOHAMAから見える景色というのはノスタルジーな感覚を与えてくれる。

もう少し早くにサウナを知っていたらと思う反面、サウナ程大人の贅沢と感じさせるものは中々ないのではないだろうか。学生の頃よりも遥かに社会人になってからのサウナには魅力を感じている。身体の効用に加え、そういった感覚を与えてくれるサウナにこれからも私は虜になっていくのであろう。

www.skyspa.co.jp

 

*1:※この為だけにhuluを契約して観始めてしまった。