世間一般的な「若者」によるあれこれ

 書こうと思ったときに書くことが大切で衝動的な感情、衝動的な動機といったものだけで当ブログは書いていきたいと常々思っている。そして書くことでそれを再認識し続けている。ジャンルを問わず「適当エッセー」みたいなものを続けていくことがどこの誰に観られているのかもわからないブログってやつの良いところなのです。

 

本題ですが

 私は趣味とまではいかないが偶に入る「銭湯」というものが好きだ。その多くは友人達に連れられ、露天風呂から銭湯まで、様々である。私はお湯に浸かる事はもちろん、浴場で人々が無心になって天井を見上げている姿を見ること、サウナで人々が己との対峙に励んでいる姿を見ること、自身もその内の一人であることにある種の快楽を得ているのだと思う。なんだか人間はどんな道で歩み、生きていこうと「風呂」の中では同じ生き物なのだと考えさせられる。最高だ。風呂は。 

 私はある時を境に、「サウナ」に嵌っている。いつが原点なのかは私にもわからない。しかし、あの「サウナに入った後に得られる一種のトランス状態」という他の行為では得る事のできない、快感がクセなのだ。サウナと水風呂の交互連鎖撃は正に身体を四方八方から殴りかかってくる。苦痛に耐えてこそ、見られる世界は美しい。

 そもそも、サウナの歴史とか発端とかそういったものを詳しく見ていくと非常に興味深いもので、面白い。

 サウナの起源は、2000年以上前のフィンランドのガレリア地方。食料を貯蔵したり、スモークするための小屋が、いつのまにか沐浴をする場所へと変わって行きました。そして、白夜の夏と厳しい冬の風土の中で、人々の健康に欠かせないサウナへと進化したのです。サウナが国際的に注目されたのは、1936年のベルリンオリンピックの時。フィンランドチームがサウナを持ち込んで以来、他国の参加選手達がそれぞれの国に持ち帰りドイツをはじめ多くの国々でサウナが取り入れられるようになりました。日本では、1964年の東京オリンピックの選手村にサウナが設けられたのを契期に全国に拡がりました。 

www.fsj-ms.com

 

サウナにはどんな医学的な効果があるのでしょうか。まず「疲労回復」。温熱による大量の発汗で、体内に蓄積した老廃物や疲労物質を対外に放出し、疲れやストレスを取り去ります。また、発汗を繰り返すことで皮膚や汗腺が洗われ、毛穴が開いて老廃物を取り除くなど、いわゆる「美容効果」も期待できます。さらにサウナは、毛細血管を拡張して血流をスムーズにし、新陳代謝を活発化することにより冷え症などの循環障害やリウマチ性の関節炎などにも効果を発揮します。このほかにも、「食欲増進効果」「安眠効果」「老化防止効果」などが期待できます。

www.fsj-ms.com

 

と、まあ色々と効能があり、期待がありと魅力的なサウナであるけれど、私にとってはそんなことどうでもよかった。サウナに入り水風呂に浸かる。無心になって己だけを見つめる。今にも膨れ上がっては破裂しそうになる腕の血管を見ながら「ああ、苦しい」と心の中で唱えながら限界まで蒸された空間に居続ける。水風呂もまたその後に耐えなければならない小試練的なもので、急激に冷やされる身体の内に存在する血管の収縮感と心臓の圧迫感、立ち上がる時に得られる視界のふらつき。これらに耐えられるか己を試すことだけがサウナの醍醐味であって、それだけが全てなのである。そもそも、日々削られゆくこの精神も、肉体も一時の健康法だけでは快復しないし、寧ろサウナってやつは己を見つめるために命を捧げている。それにサウナの後に食べる油分の多い飯は格段に美味しいので。こりゃだめだ。

 先日書いたグダグダなエッセーにも「遅刻は性癖」という国語科講師のぼやきを勝手に自論展開したわけだが、それを正に具現化したのはサウナで、己の意思の下で絞めた首は心地良い。ストイックであれ。

untruth-rx.hatenablog.jp

 

雑記の中の雑記・書こうとして没になった塵達

・プルームテックを手に入れた。室内無臭喫煙最高。

Amazonで続々と購入した本が届く。

・今年に入って顔面偏差値が5下がった気がする。某予備校偏差値ランキングで言えば45.5ゾーン。(自称)

・今年に入っていい感じの出会いがない。コミュニティが労働によって狭められている。結婚も恋愛も今は興味ゼロなので休日に喫茶巡りとか新規開拓フレンズが欲しい。

卒業論文が何故かゼミ内で良い感じらしい。よりによってこういうことだけがうまくいく人生。メインストーリーが進行しない。

以上。