映画「ヴェノム」を観たわけですが

 世間は早くも11月。今年はあと何ヶ月だっけ、なんてついこの前はでぼやいていたのに、もう今年ってやつは2ヶ月を切っている。何が平成最後の夏だ。平成最後の諸々は色々あったんだ。渋谷のハロウィンとか、クリスマスとか、盛大に平成最後の~と唱えたやつは全員責任持って全部やってくれ。

 卒業論文の提出も「期限」という言葉が現実味を帯びてきたようだ。現実と立ち向かうために図書館に通い始めたよ。この金土日は学祭の影響で図書館が閉まってしまうみたいだが。やる気のある時に限って体調は崩すし、図書館は開いてもいないので「前世で相当行いが悪かったか自分よ」と思ってしまう。誰か、この呪縛の様に追いかけてくる卒論という名の悪夢から解放してくれ。いつだって「期限」は僕にとって闘いであり、悪である。悪。必要、悪。まあこんなぼやきはどんな言葉で形容したって「早くやれよ、やりゃ良いんだよ」という言葉の前では歯が立たない。でも無駄な思考を繰り広げているくらいなら、映画なんか観て現実逃避しちゃおうよ。ってくらいには屑人間である。人間性の根底から腐っているので「前世」の行いは相当だったのであろう。逃げるな。腐るな。というわけで今日は午前からアクティブな一日を目指して映画鑑賞。なんたって今日は映画「VENOM(ヴェノム)」の公開初日である。

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www.venom-movie.jp

もう観てきましたよ。そりゃ。これだけ楽しみにしてたんだから、都合つけて最速で観てきましたよ。最寄りのTOHOシネマズのスケジュールを確認し、これからバイトだというのに午前中からしっかりと。

 ですから今の僕は観た直後ほやほやの状態なわけです。記憶の鮮明なうちに映画の感想はどこかに記録しておきたい。すぐにベローチェに駆け込んで今に至る。

 とはいえまだ公開初日ということもあるから、色々ネタバレ的なことは書くのはやめようかと考えていたのだが書いてしまおう。以下注意ってことで。

 まずはネタバレ要素よりも、あらすじからしっかりと抑えていきたい。

スパイダーマン最大の宿敵》X《マーベル史上屈指の最悪ヴィラン
1985年にマーベル・コミックスで初めて刊行されて以来、その凶悪極まりないルックスとキャラクターで熱狂的ファンに愛され続けるスーパーヴィランことヴェノムが、遂にそのベールを脱ぐ!

 

敏腕記者エディ・ブロック(トム・ハーディ)は、人体実験で死者をだしているという<ライフ財団>の真相を追う中、ある“最悪な”ものを発見し、接触してしまう。それは<シンビオート>と呼ばれる地球外生命体だった。

この意思を持った生命体との接触により、エディの体は寄生され、その声が聞こえるようになる。「一つになれば、俺たちはなんだってできる」とシンビオートはエディの体を蝕み、一体化し、ヴェノムとして名乗りを上げる。ヴェノムはそのグロテスクな体で容赦なく人を襲い、そして喰らう。相手を恐怖に陥れ、目玉、肺、そしてすい臓…体のどの部位も喰い尽くす。

エディは自分自身をコントロールできなくなる危機感を覚える一方、少しずつその力に魅了されていく――。

(公式サイトより引用)

 

 ここで改めて押さえておきたいことは、スパイダーマンの作中にも登場するヴィラン(悪役)のスピンオフ作品だということ。

ciatr.jp

 気になって胃腸炎の時、「スパイダーマン3」を観てヴェノムの存在を確認。今作を観る前にヴェノムの特徴を確認しておくには良いかと。

eiga.com

untruth-rx.hatenablog.jp

 さて、引用もし終えたところで本題に移りたい。僕は字幕版で鑑賞したのだが、「ヴェノム」の声が良すぎる、良すぎるよ。予告編の時点でそれについては確信していたのだが、スクリーンで聴くと尚更であった。

 序盤はこのシンビオート(ヴェノムもこの生命体のうちの一体。ヴェノムは個体名。)にはあまり触れずに進んでいく。実はこの映画、あまりストーリーに意識を集中しなくても観る事ができるのはないかと思う。ヴェノムのインパクトが強すぎて、それだけでシーンが完結してしまうからだ。映画全体の感想としては、ぶつ切りにした大きなパーツの集結といったところ。個人的にはインパクト重視の映画なので、ストーリーなんか気にせず、「エイリアンのかっこいい戦闘シーン」を観るくらいの気持ちで行くのが良いかと。

 とはいえヴェノム(シンビオート)とエディ(人間)の共生によって少しずつお互いの息があってくるところが戦闘シーン以外の見物か。ヴェノムは言葉は悪いもののエディと「負け犬」という共通項で繋がっているため、徐々に心を通わせていく。作中には他のシンビオートが出てくるわけだが、ヴェノムよりも遥かに強い。(観ている限りだとヴェノムも十二分に強いが)ストーリーとして無理矢理感が否めないが、そんな遥かに強い存在を倒してしまう「負け犬」の二人はこれからも見続けていきたい。

 これは余談であり、個人的な意見であることを前提として話をさせてほしい。人類とエイリアンの共生、所謂キメラって何歳になっても興奮するし定期的に観たくなってしまうね。序盤の人体実験はかの有名な鋼の錬金術師にも出てくる賢者の石を人体に投入してホムンクルスを生成するシーンを思い出させた。個人的には「人体」というタブー視されている、禁忌的行為を「非現実」という括っては表現する作品が好きなのかもしれない。(人体でなければ現実世界でOKということではない)禁忌とかタブーとか、気になっちゃう性なんですね。そういう意味で「VENOM」という作品は、心を擽ってくれる映画だったのかもしれない。人間と「何か」はいつか本当に共生する日が来るのだろうか。こういうことを考えるのが楽しみで仕方ない。 

 純粋な気持ちで「かっこよさ」に浸ることのできる映画「VENOM」、期待して正解であった。ぜひ大きなスクリーンで観てほしい。久しぶりに映画に興奮させられたので記録までに。